卒業生メッセージ

言語聴覚士 山田 花さん

私は民青で12年間を過ごしました。活動の出発点は「大好きな祖母がなぜ施設をたらいまわしにされるのか」という思いでした。民青に出会い、目の前が開けるようにその答えが分かり、自分の生きる道と一緒に歩む仲間を見つけることができました。夜中まで語り合った仲間と、寝食を忘れて活動した経験は、私にとって大切な宝物です。
私は今医療の現場で働いています。コロナ感染で亡くなっていく人や後遺症に苦しむ人を目の当たりにして、政治の貧困に怒りを覚える日々です。そんな中でも政治を変えていく道筋が見えていること、仲間がいること、さらに物事を深く掘り下げ真実を見つけようとする姿勢など、民青で学んだことがすべて今に生きているのを実感します。
一人でも多くの青年が民青と出会えますように。応援しています。

教員 佐々木ひかるさん

「障害のある子どもたちのためによい先生になりたい」という思いで教員になりました。実際に働いてみると、「自由な教育ができない」「教員が足りない」など自分が描いていた理想とは違う社会の矛盾を目の当たりにしました。民青で「社会は変えていくことができる」「問題の大もとは社会の仕組みにある」ということを学び、そんな状況を見て見ぬふりはできませんでした。民青で同じ思いでいる仲間は必ずいるということを実感したので、自分の周りにいる人たちとつながりながら、一緒によりよい学校や社会をつくっていきたいと思えるようになりました。子どもたちや若者たちへ平和な生きやすい未来を手渡すために、自分にできることからがんばっていきたいと思っています。

日本共産党 山添拓参議院議員

学生時代、政治や社会について、毎週の「班会」で仲間と語る時間は、クラスや他のサークルではなかなか得られない貴重なものでした。
米軍基地が密集する沖縄やハンセン病の療養所を訪れ、現場を目にし当事者の声を聞く、災害ボランティアに参加する、弁護士や研究者を招き様々なテーマで学習会を開く、学費の値下げを求め署名を集める――「学びたい」「行動したい」という思いを実現できることは、民青同盟の大きな魅力です。